GRIII買った

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 GRIIIを買った。買ったけど買うことに目的があって、撮りたい写真が無くてなぁ…。即効性ならスマホが抜群だし。しかしデジカメで撮った写真はハッとするような解像感があったりして、やっぱりスマホのカメラが進化したといっても、専用機にはやはり敵わないのだなと感じたりする。

 どんなものなのでもそうなのだけど、低級なもので満足しているときは、高級なものの良さには気づかない。しかし一度高級なものを体験し、それに慣れていくと、低級なもの粗が分かるようになり、低級なものでは満足できなくなるのだ。カメラの話だけに限らない。あらゆる物の価値だとか、仕事やサービスの質だとか、考え方とか…。とにかく全ての価値観に汎用できる考え方だ。だから向上心を持つとどんどん上に行くことになる。そうでなければ低級な状態にとどまることになる。しかし低級な状態の方が幸福度が高いのかも。井の中の蛙大海を知らず、というけれど、大海を知らない蛙は、その小さな世界の王様で、自己が満たされて幸福だ。

 でもちょっと興味を持つと情報がいくらでも飛び込んでくるこの時代において、井戸の外の世界が無いことを無視しては生きていけない。そのとき上に行こうとしなければすっぱい葡萄理論で自分を守るか。守りきれる?現実が激しく襲ってきて、惨めで死にそうにならない?本当はもっと上に行きたいって認めたほうが良くない?でもその努力ができない自分を認めるのが嫌なの?結局惨めじゃない?そう思わないならいいです。なんか趣旨がずれてきた。

 とにかく向上心を持ち続けよう。その意志がきっと世の中を豊かにする。カメラなんて何でも良いんだけど、ちょっと良いのを選んでみたのさ!特に必要ないもの?しかしエンタメとはそういうものなのでは?エンタメ無くても死ぬことはないよね。必要ないよ。でも必要ないものに夢中になれることこそが、人生を豊かにすることだと思うんだよね。そうだね、写真なんて殆ど撮らないけどね。全てはそこそこ高価な玩具を買った言い訳です!