クラシックを読む

 百田さんってクラシック好きだったのか、と本屋で発見した本。歴史とか政治とかの人だと思ってたけど、そんな趣味もあるのね。ちょっと立ち読みしたら面白そうだったので買った。

 定期的に音楽に関する本が読みたくなる。音楽自体はジャンル問わず色々聞いて、そのタイミングでハマった音楽を聞いている。でもクラシックは流行り廃りなく一番好き。自分で楽器をやってたからかもしれない。もうすっかり忘れちゃったけど。歌モノよりもインストものの方が好き。サントラとか。だからカラオケに連れて行かれると何も歌うものがなくてガヤになる。歌えと言われるとめちゃ困る。何が歌えたっけ…。

 本を読みながら紹介されている音楽をamazon musicで聞きながら読む。便利な時代。一生懸命ツタヤとかでCD借りてきて、カセットテープに録音してたのは30年くらい前かな…。20年くらい前はMDとかCD-Rとかにコピーしてた。MDって記録媒体がカッコよかったよね。小型の光ディスクを収めたカセットに、モノとしてのかっこよさがあった。ATRACという謎規格で圧縮されているということを知ったのは結構あとだったな。CDの音がそのままMDに収められているものとばかり思ってた。そのへんから圧縮音源ということについて詳しくなった記憶。一生懸命lameのオプション弄ったりしてベストなバランス探ったりする。誰もが通る道だと思う。うん。

 閑話休題。本の内容の件。取り上げらてる音楽も程よく通好みな印象だし、紹介されている作曲家のエピソードも面白い。あと曲に対する百田さんの個人的感想なんかも結構好き。総じて面白いので買ってよかった。まだ2冊残ってるのでどんどん読む。

 クラシックの作曲家ってなんかエピソードいろいろあって不思議よね。語るところもない凡庸な人生からは名曲は生まれないのかな。まぁ凡庸な人生ってなんだよって話もあるよね。人生に普通とか凡庸とか、想像することは出来てもそんな物は現実には無いような気がする。誰しも他の人と違う人生を送っていて、自分以外の誰かから観測すれば語るところが山程あるのかも。自信を持って一生懸命生きましょう。