子どもを構ってやってくれ…

 電車の中でガルシア・マルケスの「予告された殺人の記録」を読みながら池袋から帰る。途中どうにもこうにも話の繋がりがオカシイような箇所に悩んでいたら眠くなって寝る。で、2駅乗り過ごして目覚める。
 で、戻りの電車の中。隅っこに突っ立って本の続きを読んでいたら、風船を持った子供を連れた親子が隣りに。その風船が根性無しであんまり浮力が強くないみたいで、風に流されて父親に当たる当たる。それを子どもは「風船がおとうさんを攻撃してるー!」って必死に訴えるのだけど、親の反応の軽いこと軽いこと…。10回くらい同じ事を連呼するので切なくなってしまった。お父さんでもお母さんでも構いませんから、ちょっと相手をしてやってくださいよ。