今日は池袋で演劇を観てきた。大きな劇場でコンサートなんかを観るのは慣れていたけど、いわゆる小劇場で演劇を観るのは初めて。役者との距離が近くて目が離せないね。緊張感まで伝わってくるようで良い感じ。ストーリーの中に飲み込まれているようで気持ちいい。これはハマりそう。それにあの「演劇的な表現」ってかなり好きなんだよね。映画やドラマの様な演技とはひと味違う独特な表現。ちょっと大げさで、劇場に通る密度ある声。うん、面白い。でもどちらかというと大声を上げるような演技よりも、静かに語りあげる様な演技の方が好きで、上手いなぁと感じる。逆に言えば、引き込むことが出来るから語るような演技が可能なんだよね。下手な役者には出来ないはず。素人同然なんでよく分からんけどさ。要はテンポだとか空気感だとか、そういう場の雰囲気を作れるってことなんだよね。いるよね、この役者が出てくると雰囲気変わる！って奴。
ところで正直会場に入るのビビったよｗ。基本的に誰もいない店に入るの嫌なので…他人の視線が自分に集中するじゃん。集団の中にいれば危険が分散されて、天敵に狩られる可能性が低くなるってもんだ。自然界の摂理ですね。ま、それはそうと入り口を一度間違えたあげく意を決して突入したところ、意外にお客さんが入っていて一安心。意外って失礼な話だけどさ。入っていく人をあんまり見かけなかったから、ホントに人いるのかよと。ちょっと心配した。
あんまりこれまで演劇って触れてこなくて、必要に迫られて今日行ったわけだけど、こんなに面白いとはね…！また来週もどこか行こうかな。
今日行った劇団
