2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
先日世田谷パブリックシアターで能を観る。野村萬斎の芝居が好きで、ぴあにアーティスト登録していたのだけれど、その繋がりでメールが飛んできたのでチケットを取ってみた。最近日本の伝統芸能というものをキチンと見てみようという事を考えている。歌舞伎…
図書館で借りた光文社古典新訳文庫の地下室の手記を読み終えた。何の意図もなく読み始めたのだが、昨今の状況を鋭く示すような記述が多くて、文章は陰鬱な雰囲気なのにおもわず興奮してしまう。 地下室の手記(光文社古典新訳文庫) 作者: ドストエフスキー,…
そして最後に孤独という恐怖が残った。あらゆる価値が多様化、個別化していくなかで、弱い者は孤独の力に食われてしまう。孤独はあらゆる価値を負の方向へと押しやるのだ。孤独を無くす為に何が出来るのか。あらゆる技術によって人間と人間はコミュニケーシ…
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: なぜ、ブログを書くのですか? http://www.nakahara-lab.net/blog/2008/06/post_1258.html 理由その一:情報はアウトプットして完結する 例えば膨大な量の読書をしていたり、世界中を飛び回…
リア充生活に憧れて、いっちょ音楽でもやってみるかと飛び込んだバンドの飲み会が先日催される。バンド仲間なので、基本的には音楽の話で盛り上がる訳だけど、どうしてどうして結局恋愛の話になる。しかもほとんど一人語りと来た。結局聞いていると格好つけ…
オンラインストレージを意識させないインタフェースが素敵。バージョン管理も出来て言うこと無し?ただ未だβサービスなのは記事中に指摘されているように気になる。是非是非試してみたいので招待して頂ければ幸いです→ugox.mail(アットマーク)gmail.com [ITm…
先日のブルックナー本に続きブラームス。ブルックナーの対立軸としてブラームスが取り上げられていたけれど、ブラームス側からはほとんどブルックナーの出番は無い。ブルックナーという作曲家は、ワーグナー派であったという点で対立軸のひとつに数えられる…
映画化とか人気の波とか過ぎ去ったところで読んでみる。第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品。文庫化された方を読んだので、上下巻と別れているのだけど、しかもその上下巻の分け方が上手い。 チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリー…
数年前に犯した大きな失敗から、私は現在の生活を続けている。それまで会社では、順風満帆…とは行かないまでも誰からも信頼される良い社員であったと自負している。しかし私はそれ故に、外に存在していた敵に最後の瞬間まで気付くことが出来なかった。私にも…