社会人になって変わったこと

 学生の頃に比べて、社会人になって明らかに変わったのは生活リズムである。もっと正確に言うと生活リズムが規則正しくなった。夜もあまり遅くまで起きていくことなく寝て(とは言っても2時くらいまでは起きている)、朝は決まった時間に起床し、シャワーを浴びて仕事へ出かける。って何を当たり前な…と言わんで欲しい。すべての時間を自分の意志でどうとでも出来た学生のころと比べれば、大きな違いだ。しかし断っておきたいのは、この変化が仕事という強制力によって起こっているわけでは無いということ。つまり自らの意志によって規則正しく操作しているのだ。そしてその意志はやはり責任感から生まれているのだと思う。

 勿論時間を乱すと怒られる…という怖さによってもその一部を支えていることは否定できないが、この規則正しさはストレスになっていない…とするとやはり恐怖感からというより自発的な意志だと思う。組織への服従心が強いと言えばなんだかネガティブだけど、ポジティブに捉えて責任感、としたい。あのまま学生さん続けてたらだったら無かった気がするよ。だって責任なんてどこにも感じる所がないし、責任取らなくて済んでしまうことが多いが学生だしね。

 責任感に突き動かされて行動するってのは、ちょっと前ならそれさえネガティブに考えてた。結局外からの力じゃないか…と。ま、でも実際悪くないものかも。責任感ってのは周りからの期待感を反映してのことでしょ。勿論妄想の期待感ってこともあり得るけど。でも気持ちよく仕事していけるならとりあえず良いんじゃないかな。

 しかし実際の話、他に学生の頃と比べて自分の中で何が変わったかって、新陳代謝によって細胞が生まれ変わった、ということくらいしか分からなかったりして。メキメキと自分の中で変化を感じるときが来るだろうか。気持ちが劇的に変化する瞬間が感じることが出来るだろうか。無いかもしれないけれど、そんな瞬間を待っている。