隣の家の少女:J・ケッチャム

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)

 「恐るべき子供たち」→「秘密の花園」と来て本書。最低の気分。読了後の後味の悪さはぶっちぎり。それでも読むのを辞められず、結局最悪の結末まで読み進んでしまった自分にもなんだか嫌なものを感じる。なんなのだろう、こういう作品を生み出すモチベーションってなんなのだろう。じわじわと体力も抵抗力も弱っていくメグの描写がギリギリと心を締め付ける。うーん…思い出しただけでちょっと気分が良くない。もう人が死んだりする描写をスルー出来ない…。