お茶漬けの味

お茶漬の味 [DVD]

以下結末までのあらすじ

　愛情の薄れた夫婦、妙子と茂吉。上流階級終身の妻は、田舎生まれの夫に退屈し、嘘を付いて旅行などに出かけていたりする。何かにつけて趣味が合わない。お見合いの席から逃げ出した親戚の節子を庇った茂吉は、妙子の怒りを買う。妙子は家を出てしまう。そんななか、茂吉は仕事が認められて海外赴任を言い渡される。妙子に連絡する手段も無く、電報を打つも届かない。結局茂吉は妙子に連絡をとることも出来ず出発してしまう。

　その後妙子は家に帰ってくるのだが、夫のいない家はどこか寂しく虚しい。後悔する妙子。と、思ったら茂吉は飛行機の故障で帰ってくる（墜落しなくて良かったな）。仲直りした二人は、お茶漬けを共に食べる。茂吉は夫婦の関係は「お茶漬けの味なんだよ」と。そういう体裁を気にしない、自然体の関係なんだよ、と。