サイコ

サイコ [Blu-ray]

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 アメリカ映画でよく「モーテル」って素泊まり宿が出てくるけど、小さい頃はなんのことかさっぱりわからなかった。なんとなく宿的なものであることは分かるんだけど、なんだろうモーテルとは。「ホテル」と語感が似てるしきっと似たようなやつだろう。もしかしたら昔風の言い方なのかもしれない、と思って覚えた言葉をさっそくつかったところ、親に「あんた意味わかってんの!」とちょっとたしなめられた。あ、これってもしかしてエロい意味なのか。どっちかっていうと「ラブホテル」に近い何かなんだろうか、と思ってその後は使うのを控えた。後に意味がわかると大した意味は無いことに気づいたが、じゃあなぜたしなめられたんだろう。もしかして親もラブホテル的な何かと勘違いをしていたのかもしれない。日本にはあんまりモーテルって無いよね。クルマでちょっと立ち寄って素泊まり…ってのは無い。そうだ、そのタイプの宿は完全にラブホテルじゃないか。

 しっかしなんちゅう映画だ。ところで吹き替えはどうなってるんだろう。

アリゾナ州の小さな町ファーベル。そこの不動産会社に勤めているマリオン・クレーン(ジャネット・リー)は隣町で雑貨屋をひらいているサム・ルーミス(ジョン・ギャビン)と婚約していたが、サムが別れた妻に多額の慰謝料を支払っているために結婚できないでいた。土曜の午後、銀行に会社の金4万ドルを収めに行ったマリオンは、この金があればサムと結婚できるという考えに負けて隣町へ車で逃げた。夜になって雨が降って来たので郊外の旧街道にあるモーテルに宿を求めたマリオンは、モーテルを経営するノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)に食事を誘われた。ノーマンは母親と2人でモーテルに接続している古めかしい邸宅に住んでいて、頭が良く神経質で母親の影響を強くうけていた。ノーマンが1号室にマリオンを訪れた時、彼女は浴槽の中で血まみれになって死んでいた。ノーマンは殺人狂の母親の仕業と見て4万ドルともどもに裏の沼に沈めた。会社では、月曜になって銀行に4万ドルが入ってないのを知り私立探偵アポガスト(マーティン・バスサム)にマリオンの足取りを洗わせていた。マリオンの妹ライラ(ヴェラ・マイルズ)は姉がサムの家に行ったと思いサムを尋ねてきた。そこへ探偵のミルトンもやってきた。2人ともサムの家にマリオンがやってきていないことを知った。アポガストはファーベル町とサムの家の間にモーテルがあることを知り、それを調べに出た。そこでマリオンが確かにモーテルに寄ったということを知った。これから母親と会うという電話がアポガストからサムにかけられてきた。そしてアポガストは消息を絶った。アポガストの連絡を待つサムとライラの2人は町のシェリフ・チェンバース(ジョン・マッキンタイア)を訪れ意外なことを聞かされた。ノーマンの母親は10年前に死んでこの世にはいないこと。だが、マリオンが見た母親、アポガストが電話で伝えた母親は--2人はモーテルに馳けつけた。サムがノーマンをフロントに引き寄せておく作戦に、ライラはモーテルから屋敷へと忍び込んだ。そうして地下室で見たものは女の服を着たミイラであり、後ろから襲いかかった老婆は--。

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