[映画]エリジウム
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2014/07/02
- メディア: Blu-ray
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第9地区を期待されてこの映画なんだと思うんだけど、どちらかと言うと第9地区の方が好き。金のある奴らのためのユートピア、エリジウムと、金の無い奴らのディストピア、地球という対比。エリジウムの人々は万能薬めいた医療ポッド的なものにはいると治らない病気や怪我はなく、顔面があらかた吹っ飛んでいても再生することができる。富裕層ならではの超科学だ。その進んだ科学技術故に、地球では人口爆発、環境汚染という事態を招き、エリジウムを産んだのだろう。映画の結末ではエリジウムの人々しか得られないはずの超科学医療が地球に降りてくるところでハッピーエンドらしきシーンが描かれる。でもどうなんだべ。解決してないし、同じ問題の繰り返しだし。誰しも平等には生きられない。民間レベルで衛星軌道上のエリジウムに乗り込む技術があるならば、エリジウム的スペースコロニーをどんどん増やせばいいと思うの。1隻でどのくらいの人が住めるのかな。