- 作者: 橋爪大三郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 文庫
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世界のパワーバランスは宗教、軍事、金融が握っている。これ持論なんですがどうでしょう。特に宗教なんかは根が深くて、現在は表面的な影響は薄いけれど、思想や生活、政治等々その背骨になるものが宗教だと思うのです。そう言う意味で、宗教という世界に疎い日本人は本当の意味で世界を知らない…なんて言ったら大分偉そうだな。
本書の中でも指摘されているけれど、日本人は宗教に「怪しい」「弱者がすがる思想」という偏見を持ちがち。でもそんなもんじゃないと思う。単なる行動規範だと思う。そう言う意味で宗教を学ぶことには大きな意味があると思うのです。信仰することでは無いよ。