- 出版社/メーカー: J.V.D.
- 発売日: 2002/06/07
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ふとホラー映画が観たくなって人肉饅頭。ホラーというよりスプラッタ映画だけど。以前ネットでこのタイトルを見かけて、人が人を食べてしまうと言う禁忌な響きが強く残っていた。
以下ネタバレ
ラストの家族を惨殺して饅頭にしてしまう一連のシーンはかなり息を飲むものがある。子供だろうがバンバン首を落として逃げる者も泣く者も関係ない。主役のアンソニー・ウォンの狂気っぷりも素晴らしい。
それからもう一つの見所となるのが、香港警察の滑稽さと取り調べの酷さ。取り調べはとにかく証拠も何もあったもんじゃない。怪しいと決めつけて追い回し、捕まえてクスリで強迫。でも正直言ってこの描写は現実感が無くて、ホラー映画としてのクオリティを下げているように思うのだがどうだろう。
それからもう少し「人の肉を人が食べる」という気持ち悪さを強調して欲しかった。この点についてはかなりライトに扱われている感がある。