三鷹の森ジブリ美術館行ってきた

 GWということで実家から親も出てきて三鷹の森ジブリ美術館。正直メジャーに与することが少し嫌いな自分は「ジブリ?ケッ!」と唾吐きかける気分だった。嘘だけど(でも半分本当)。しかし行ってみてやはり正解。美術館自体は、ジブリ作品のキャラクターを随所にあしらったちょっとした建物なだけなのだが、やはりここに大人も子どもも混じって夢中になっているという、この光景には驚かされる。子ども連れの親だって夢中なんだよ?決して子どもの付き合いじゃない。まー親がジブリファンならば当然子どももジブリ好きになるだろうけど。

 彼らを惹き付ける魅力とはなんだろうか。キモヲタとジブリファンの層ってあまり重ならないし。ひとつ考えられるのは「美術館作っちゃおうか」というようなそういう思考に秘密があるような気がする。自分たちをアウトプットする手法が他のアニメとは違う。普通の人にウケるアウトプットになっているってことかな。

 スタジオジブリはもはや「アニメーション」というよりは「ジブリ作品」という新たなジャンルとでも言うべき地位を築いた。どんなにヲタアニメが資金繰りや回収に窮していてもしっかりと稼ぐジブリ。1986年に公開された「天空の城ラピュタ」が今でも生きている。固定ファン層の多さと絶え間なく生み出される新しいファン。そして幾度となく再放送する日テレ。間違いなくジブリ人気の重要な要素は日テレ。あれほど再放送される映画はバックトゥーザフューチャーと天使にラブソングくらいしか思いつかねぇ。あとホームアローンか。

 そんな風に語り継がれる仕事に関わりたいなぁ…と適当にまとめてお終い。