Re-Trick面白いかもしれない

 今日新宿へ行ったら南口のところで、熱っぽいフュージョンジャズが聞こえてきたので、思わず立ち止まって聴く。東京に来て分かったのだけど、ストリートライブって歌モノばっかりじゃないのね。自分の田舎ストリートライブと言えば、アコギ持ったお兄ちゃんばっかりで、やたらに響く地下歩道の中でぐわんぐわん歌っていたものだ。地下歩道のせいなのか、本人の音楽的センスのせいなのか、ちっとも音程があってなくて酷いもんだったけれど。東京は「聴ける」ライブがそこかしこにあってさすがだ。

 で、そのライブの正体はRe-Trickというバンドだった。ギターとベース、キーボード、ドラムのカルテット。とにかく楽しそうで、爽快な良いセッションだった。ニヤリとしながらお互いのソロプレイを楽しむ様が、まさにジャズ。セッティングのせいなのか、環境のせいなのか、キーボードの音色がやや引っ込み気味だったのはちょっと残念。しかし良いものを観た!

 と、思ってその場でCDを購入した!…けどちょっとこっちは熱量がちょっと足んない気がするな…。またあのライブ聴きたいな。
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