自分の没個性っぷりに呆れている

 このブログを書くことは、ひとつの訓練であるという意味がある。それは音楽だとか映画だとか、そういうものから受けた印象を、いかにその感情のままに文章化できるかという訓練なのである。しかし他人のブログを読んでいると、本当に自分のボキャブラリーの少なさ、感覚の貧弱さにがっかりしてしまう。同じ音楽を聴いても、こんなに感覚が違うモノか。同じ文章を読んで、刺激される引き出しがこんなにも差があるものなのか。年齢だってそんなに変わらないはずなんだけどなぁ…何が違うんだろ。って考えていたら最近私家版十大小説というのが流行って、何が違うのか少し見えてきた気がする。
はてな検索: 十大小説

 何が違うって、この方々の知識の源は、インターネットの外にあることだ。そっか…なんだかネットばかりやって、自分は知らない事なんて何も無い、調べれば何でもわかる、みたいな勘違いをしていたけれど、本当の知識のベースとなるものは、そこにあったわけだ。

 って何を今更。分かってたはずなんだけどなぁ。いつの間にやらダラダラとネットに浸っている時間が増え過ぎていた。とりあえず、可能な限りネットをやめよう。