トロン:オリジナル×レガシー ブルーレイ・セット (期間限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2011/06/03
- メディア: Blu-ray
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世界で初めて本格的なCGを映画に取り入れた記念碑的な作品である。ちなみに「トロン」と言えば東大の坂村健教授によって提唱されたTRONプロジェクトの事!「The Real-time Operating system Nucleus」略してTRON。組み込み系では特に強いOSだ。あのはやぶさもμITRONというので動いているそうな。知らなかった。これもトロン:レガシーのお陰だ。リメイクされるならオリジナルのトロンを観ようという気分になって、そこからトロンと言えばOSだコンチクショウという話になってWikipediaを見て派生してはやぶさまで行ったからだ。トロンは偉大。
ちなみに映画のトロンの名称は別に上記の話となんも関係が無いようだ。
TRONというネーミングについては、定説がないが、当時エンドユーザーレベルでは標準的なプログラム開発環境であったBASIC言語では、インタプリタの開発支援コマンドとして「TRON (Trace On)」というものがあった。これは、プログラムを実行する際にそのプログラムのどこを実行しているかを表示しなさいというコマンドで、バグ取りの際には極めて重要なものであった。「不正を糺す=バグを取る」という意味で「TRON」というネーミングが採用されたとする説がある。
トロン (映画) - Wikipedia
しかし、「制作者に“トロンとはBASICのコマンドのことか”と聞いたら“いや、エレクトロンのトロンだよ”と返された」という記事が当時の雑誌『スターログ日本語版』(ツルモトルーム刊)にある。 また http://www.imdb.com/title/tt0084827/trivia には、BASIC のコマンドについては、あとになるまで知らなかったとスティーブン・リズバーガーはインタビューで述べている、とある。
レガシーの方はまだ観てない。リメイクかと思ったら続編扱いだった。確かにオリジナルの内容は今見ると、そんなに目新しいものでは無かったかな。レガシーがどのような話になっているのか気になる。話はイマイチと言っても、映像的に斬新な事はよく分かる。決して美しい映像では無いが、粗々しい表現が逆にコンピューター的で個人的には好きだ。