処刑人

 先日アイリッシュ音楽のまとめスレに真っ先にテーマ曲が張られてて、おおこんな美しい曲が使われてる映画っていったいなんだ、もしかして全編こんな俺得な音楽でもりもりなのかすぐ観るぞ。と思ってDMMでBDを借りた。
D
 これがテーマ曲。美しい。

 でも作品的にはそんなにアイリッシュを意識する必要の無い内容だった。ケルト十字を持っている事だとか、彼らが敬虔な信者であることとか…必要かな?でもまぁ神の啓示で処刑人に目覚めるしな。

 かなーりB級な雰囲気が漂うけど、雰囲気はとても好き。FBIのおっさん役のウィレム・デフォーが素晴らしい。あと彼が最終的にそう転ぶとは思わなかった。先が読めないという意味で楽しめる。バイオレンス映画だと思って構えたら実はコミカルでした。楽しい。


以下あらすじ

聖パトリックの祭日にわくサウスボストン。精肉工場に勤める兄弟、コナー・マクナマス(ショーン・パトリック・フラナリー)とマーフィー・マクナマス(ノーマン・リーダス)は、ロシアン・マフィアのイワン・チェコフに殺されそうになる。それを危機一髪で逆襲に転じ、チェコフとその手下一人を殺害。そして、その正当防衛が認められ無罪放免となったマクナマス兄弟は、留置場で「悪なる者を滅ぼし、善なる者を栄えさせよ」という神の啓示を受ける。それから彼らは、親友であるイタリアン・マフィアの使い走りロッコ(デイヴィッド・デラ・ロッコ)を加え、マフィアの幹部や殺し屋などを次々と処刑していく。身の危険を感じたイタリアン・マフィアのボス、ヤカヴェッタ(カルロ・ロタ)は、犯罪史上最強最悪の殺し屋で終身刑となっていたエル・ドゥーチェ(ビリー・コノリー)を仮出獄させたが、なんとその男は、マクナマス兄弟の父親だった。事件を追っていたFBI捜査官のポール・スメッカー(ウィレム・デフォー)も、徐々に兄弟の行為に共感を覚えるようになり、もう怖いものなし。数か月後、裁判で無罪が確定しそうなヤカヴェッタのもとに、完全武装したマクナマス兄弟とエル・ドゥーチェが飛び込んできて、ヤカヴェッタに神の裁きを下すのであった。

no title