[本]アニメを仕事に!トリガー流アニメ制作進行読本

 ビッグウェーブに乗りまくってるトリガーの、会社立ち上げメンバーでもある舛本プロデューサーのアニメにおける制作進行さんを解説する本。なんとなく作業の流れは知っていたけど、細かく説明されるとうんざりする仕事量である。1話に4000枚から6000枚の動画になるという。気が遠くなるね!こんなに色んな人が汗を流して作っているものが、なかなか儲からないというのは残念ではあるが、そこはそれ。アニメが娯楽だからだ。

 娯楽はあると生活に潤いが生まれるけれど、必ずしも必要なものではない。娯楽に対する評価は厳しい。でも娯楽産業には夢がある。夢があるから辛い仕事も楽しめる。その辛さが報われる結果が時々生まれればそれで生きていける。ガンバロ。


 余談。なんか新書っていつの間にか随分と値段変わった?これ820円なんだけどちょっと高いよね?新書は500円くらいが相場だと思ったが…。特別にボリュームが多いわけでもないし、1時間で読み切る分量だし…。