2017-05-03

[映画]お熱いのがお好き

1959年の映画。古典もちゃんと見よう。マリリン・モンローがセクシーで素晴らしいが、変装を繰り返して身分を語るジョー&ジェリーの逃亡コンビのコミカルな芝居が面白い。吹き替えですけども。あとはWikipediaに記載されてるエピソードも一緒に押さえておくとまた違う見方があるかも。

  • ヒロイン役のモンローは当初この映画が、カラー映画だと思っていたのだが白黒映画だと知った途端に不機嫌になったという。監督のワイルダー曰く制作費が不足していたからではなく、カーティスとレモンの女装がカラーで映ると非難の対象となるので、白黒にしたと語っている。
  • 関係者曰く、現場でのトラブルの原因は99%モンローにあったと語っている。撮影当時はモンローの精神状態が不安定で、遅刻を繰り返し、撮影所に来ても楽屋から出てこないなどの奇行が続いた。また、化粧室からなかなか出てこないので、呼びに来た助監督に対して「くたばれ!!」と怒鳴りつけた事もあり、撮り直しをする度に演技が良くなっていき、撮影が終了して帰りかける頃になると、誰よりも元気であったという。カーティスはモンローとのキスシーンについて「ヒトラーとキスしたようなものだ」とコメントするなど(カーティス本人はこの発言を否定している)、撮影現場は混乱を極めた。ワイルダーも撮影後に「マリリンとはもう2度と仕事をしたくない」と発言した。(ワイルダーは『七年目の浮気』撮影後も同様の発言をしており、彼女に辟易しつつもコメディエンヌとしての才能は認めていた。事実、モンローが死ぬ直前にも彼女の次回作の候補として3度目の監督作の企画が進んでいた)ただし、この頃モンローは妊娠していた事と、夫(アーサー・ミラー)がワシントンで査問を受けていた事が重なって情緒不安定となっていたという見方もあった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E7%86%B1%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%81%8A%E5%A5%BD%E3%81%8D