プロテスタンティズム - 宗教改革から現代政治まで (中公新書)
- 作者: 深井智朗
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/03/21
- メディア: 新書
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第1章 中世キリスト教世界と改革前夜
第2章 ハンマーの音は聞こえたのか
第3章 神聖ローマ帝国のリフォーム
第4章 宗教改革の終わり?
第5章 改革の改革へ
第6章 保守主義としてのをプロテスタンティズム
第7章 リベラリズムとしてのプロテスタンティズム
終章 未完のプロジェクトとして
宗教それ自体にはあんまり興味ないのだけど、その中でうごめく人間模様にはすごく興味ある。面白い。宗教って何か神聖で清く善なる存在のようにみえて、その組織が大きくなっていくと解釈の違いから生まれる対立、貧富の格差等々、人間社会が持っている汚い部分がどんどん出てくる。宗教だろうが国家だろうが、会社、学校、家族もきっと同じ。人が集まって新しい組織を作るときは、なんらかの明確な指針にみんな同じ方向に向かってる。でもそれを維持することは難しい。