MAD動画の素材としてよく使われているこの映画。ヒトラーがキレるシーンに適当な字幕を入れてあげるとあらゆるものを糾弾出来る!というものなのだけど、MAD観てたらちゃんとした本編観たくなった…というまたしてもポロロッカ現象。
ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2006/01/14
- メディア: DVD
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描かれているヒトラー像が果たして正確なのかは分からないけれど、とにかくブルーノ・ガンツの好演が光る。リアリティを感じさせる神経質な仕草や表情、そして感情の爆発したといのキレっぷりは素晴らしい。喉が潰れちゃうんじゃないか!と思うほど吠えまくる。かと思えば秘書にはあくまで優しかったりと、緩急もあって素晴らしい。ビジュアルもそっくりだよねぇ…この映画のあとブルーノ・ガンツが政治的な思想の強い人々から何か変なコトされないかと心配なくらい。
ヒトラーが自殺を図った後の物語が少し長いのが気になる。ドキュメンタリー的な要素として描きたいのは分かるけど、誰の物語なのかブレちゃう気がした。