「君に届け」のお陰で個人的には少女マンガ今アツい。努力友情勝利に代表される少年マンガ的展開は確かに気持ちいい。努力を重ねるその姿にアツくなるし、友情に涙して、勝利を共に喜ぶ!なんとジャンプはツボを突いた理念を掲げていることか!ジャンプアニメが長期シリーズになるわけさ…。
でも男って奴はアホなので、そうやって目の前の気持ち良さに騙されて、その先が無かったりするのよな。その点少女マンガは派手なアクションが無い代わりに心の動きは大きくて、そこに一旦共感出来れば、その度合いは大きい。「君に届け」が良い例。
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で、そんなわけで仕事の関係で会った方に薦められた「春行きバス」。一話完結、たまに前後編と短尺の恋愛ストーリーがオムニバス形式に収められている。どういう意図があるのか分からないのだけど、登場人物の殆どは関西系の訛りがある。方言萌え?いやいやそんなヲタク的な発想とは違うと思うのだが…。3巻まで手に入れたけど、お気に入りは1巻。正直ストーリーは上手いとは言いがたいけれど、逆にベタさを求めたいなら良いかも。
ところで全ストーリーがお互いシングル状態から始まって、2人が恋愛関係になるところで物語が終結する。そうなんだよな、マンガ的に恋愛が面白のは、くっつくまでなんだよな。付き合いだしてからの2人というのは、安定した関係になるわけだし、変化が無くて読んでてツマラン。変化を付けるとしたら関係を壊すことになってドロドロ劇。おばちゃん以外は興味の無いところに落ちてしまう。
でもこれマンガだけかなー。実際の恋愛でも、そういところ無いかな。旅行も計画してるときが一番楽しいっていうし。