今年観た映画ランキング(劇場編)

 楽天のキャンペーンに乗っかって、今年観た映画を整理しつつキャンペーンに応募してみる。とりあえず今回は劇場で観た映画限定、ということで。では早速。

5位 トランスフォーマー

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4位 長江哀歌

3位 眠り姫

 5位のトランスフォーマーは、久々にバカな方向へCGを有効活用した気持ちいい作品。CGはこういう突き抜けた演出に使うのが、最も効果的と言えるのでは。で、4位、3位はグッと方向性を変えて地味な作品。トランスフォーマーの様な金の掛かった派手な作品では無いけれど、ジワジワと心を掴む良い作品だった。特に眠り姫の特殊さは別格で、人間がほとんど出てこない演出方法に痺れた。画面に役者が現れないので、雰囲気としては雲を掴むような不思議な感触なのだけれど、逆にそこに観ている者の意志が入っていく余地がある。作品の世界観とマッチした、絶妙な映画。

2位 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

 2位にはヱヴァの新劇場版を入れました。やっぱり思い入れが強いわけですよ。エヴァ世代としてはね。でも思い入れを抜きにしても、トランスフォーマー以上にアクションの楽しめる作品だったと思う。様々な伏線(なのか?)が随所に鏤められており、この後どのように収束していくかが楽しみな作品。

1位 キサラギ

キサラギ スタンダード・エディション [DVD]

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 今年のナンバー1はズバリコレ、キサラギ。如月ミキの一周忌に集まった5人のアイドルオタクが繰り広げる、現代版「12人の怒れる男」。5人の役者がそれぞれに個性的で画面に引き込まれるし、映像も豊かな表情を見せてくれる傑作。基本的にはコメディタッチなのだけれど、結末へ収束していくサスペンスドラマも絶妙。ラストに涙をそそるエピソードもあったりと、1本でとにかく美味しい。

 なんか結構観たかなぁと思っていたけれど、数えてみるとそんなに多く無かった。DVDとかWOWOWとかでも映画観てるから、それとごっちゃになってたのかな。まー映画館行くと1800円だからなぁ…結構痛い。特にハズレだったりすると。

おまけ:今年のハズレ作品

ピアノの森

原作の面白さがゴッソリ抜け落ちてる。

最後におまじないを。楽天ブックスさん、DVD欲しい!