青の炎:松浦亜弥が可愛すぎる

青の炎 <松浦亜弥コレクターズエディション> [DVD]

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 蜷川幸雄監督作品、と言うことで観る。蜷川幸雄と言えば、現在では言わずと知れた舞台演劇の演出家として有名だが、たった4本の作品のみ映画監督も務めている。公式ページによれば、

1980(S55) 『海よ、お前が-帆船日本丸の青春』
1981(S56) 『魔性の夏』 松竹
2003(H15) 『青の炎』 東宝
2004(H16) 『嗤う伊右衛門東宝

舞台演出家として膨大な作品数を手掛けているが、映画作品はたったの4本のみ。フィルムという表現がハマらなかった?

 自ら商業演劇家を自称する蜷川幸雄は、芝居の下手な人気タレントも起用する。しかし観れるように仕上げるから演出家の力は凄い。本作品では、二宮和也松浦亜弥に白羽の矢が立つ。
 冒頭の喋りすぎる二宮和也にうげこれはマズイと思った、けれど、事件が起きてからの彼は別物。というか別の性格だなあれは。整合性はともかく、しかしその不気味な感情がうごめく少年の危なっかしさが鋭く光る。ぎらぎらしていて落ち着かない。良い。

 それから松浦亜弥可愛すぎ。もう他のことは本当はどうでもいいのだ。松浦亜弥がこんなに可愛いだなんて知らなかった。これは金脈を掘り当てた気分だ。2003年の映画だから16,17歳頃??まだ完成していない未熟さ溢れる躯が抜群に美しい。セーラー服の前裾が斜めに、申し訳程度に斜めに上を向いている横からのショットは、下半身にグッと来るものがあるよ。

 てなことを考えて、これはヤバイ、ハロプロに心を奪われるなんて!と思いつつ次の瞬間には松浦亜弥のページを観ていたわけだ。…が、あれなんだこりゃ03年の松浦亜弥しか心に響かないぞ…。成長途上とは一瞬で失われるから美しい。