また新しい靴を買った。ちょっと暴走気味なところがある。次から次へと違うタイプの靴が欲しくなるし、合わせる服によっても違う靴が欲しくなるし、とにかく見れば見るほどなんでも欲しくなるので、いい加減にしなければと思い、新しい靴を買った。アンクルブーツ。本当はサイドゴアブーツが欲しいなと思って探していた。革靴、良いんだけど、脱いだり履いたりするのが大変めんどくさい。紐をバシッと締めて、足にぴったり履くのが気持ちいいし、それが歩くのにも楽。だが、そのためにはいちいち紐を固く結んだり、それを解いて脱いだりしなくてはならない。めんどい。めんどい言うても一度外に出たら脱ぐような状況はほとんど無いので別に大したことないといえば大したことない。最近は飲みにいって履物脱いで座敷へ〜みたいな状況も無いし。飲みに行けないからね。そんなわけでそんなに必要無いにも関わらず、「いやでもそういう状況の為に脱ぎやすい靴も買っといた方がいいだろう」という脳内重役会議によって靴を買い増す指示が出た。密室で重要な方針が決定されることは非常に良くない。脳内会議にも透明性を。
そんなわけでサイドゴアブーツが欲しいなと言いながら、色々調べてスリッポンを買って、いやいやサイドゴアブーツが欲しいんだよと考え直して、このアンクルブーツにたどり着いた。formeのアンクルブーツ。カッコいい。最高。formeのサイドゴアブーツを探してたら売り切れてて、同じページに掲載されていたこのアンクルブーツかっけー！ってなってすぐ買った。内羽根の靴は初めて手に入れたな。つま先部分はカーフなんだけど、足首周りはゴートになってて非常に柔らかく履ける。履き心地最高。最高。サイドゴアブーツ？いまそれ重要ですか？
そんなわけで1日履いていたのだけど、意外とつま先が減ってしまってびっくり。1日でこんなになるか…ってくらい。良いものを手にいれたと満足してただけにちょっと気になる。歩き方だろうか？捨て寸が長めにとられているので、その分強い力がかかっているのだろうか？いずれにせよ気に入った靴がみるみる磨り減ってしまうことを考えると履くのを躊躇ってしまう。すなわちもったいない。それならばと予防にトゥースティールをつけてもらうことになったわけ。術後の写真です。
これまたカッコよく仕上げてもらったので、これで安心して履くことが出来る。いやーよかった。「サイドゴアブーツは秋冬って感じですけども、このブーツはオールシーズン履けますよ」って言われた。えっサイドゴアブーツって秋冬なの。また新しいことを知ったわ。他人とお喋りするのホント大事よね。たしかにブーツを夏に履きたい人はいないかもしれないわね。ということでサイドゴアブーツは来シーズンまで我慢しようぜ、ということが脳内株式総会によって閣議決定された。いい加減な判断に振り回される国民であったが、アンクルブーツ最高なのでそれはそれで。お金は稼げばいいんですよ、ええ。着脱の都合でサイドゴアブーツ欲しいんじゃなかったっけ？
