クリント・イーストウッドの方が絵になるが…

 wikipediaによれば、「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」と呼ばれる最初の本作。やはりドル箱三部作と呼ばれるクリント・イーストウッドとは違い分かりやすさは無い。この映画も仇を巡り、策略を練り、敵味方が巧みに寝返り、と荒野の用心棒の様な作りにはなっているけど、やはりエンターテインメントでは無いなという印象。どちらかというと芸術作品。監督のやりたいことをやった、ということらしいのでこの印象は間違っていないのかな…?

 しかしカメラワークや演出、演技など映画的芸術には優れていると思うけど、肝心のストーリーは今ひとつの印象。それから音楽も、ひとつひとつは良い曲なんだけどどうも使い時に???となる箇所が多々見られたような…。

 嫌いじゃ無いけども、たまに見れればいいかな、とそんな映画だった。