レディースデーなるものを廃止しろと言うが

 昨日の太田総理で、ふかわりょうが「レディースデーなるものを廃止しろ」と主張していたけれども、レディースデーを廃止するのでは無くて、業界はメンズデーなるものを作れ、と自分は考える。

 確かに女性ばかりが優遇されるサービスが多いけれど、収入的な差だとなんだと言いたいことは分かる。殆どの男性が働きに出ている日中に、店に人を呼び込もうと自宅で暇を持てあましている女性に目を付けた、というのも分かるし商業的にも理にかなってる。*1けれどやはり女性を優遇したサービスが一方的に存在するのは不格好だ。働く男性を優遇したサービス、「お父さん感謝デー」なるものもあって然るべきだよ。なんだか「父」を家庭の中で弱い存在にすることで笑いを取りに行く傾向が強すぎる。なんなんだ。父親に謝れ。

 ところでふかわりょうはこのようなサービスを廃止する根拠として「本当の男女平等」を掲げていたけれど、それは根拠として弱い、というか間違っているというべきか。法的な制度における男女は差別するべきでは無く、同じ人間として扱うべきだけど、当然「性」によって出来ることと出来ないことがあるわけでそこは「区別」して考えられなければならない。男性は体力的な面で女性に勝っていて、女性にしか子供を産むことが出来ないのは明らか。当然そうなれば例えば雇用機会は平等といっても体力を重視する会社にとって使える性は男性。*2

 つまりこれからは男女差別や男女平等を考えるよりも「男女区別」を考えるべき――と、いうところに落とし込もうと思ったのだけど、世の中複雑化してそんな男性と女性、というような二元論では解決出来ない状況なんだな。「女性」が全員同じ事を考えているなんてことはありえないし、男性も同じく。これは面倒なことになってんな。

*1:全ての女性が暇だと言ってるわけじゃないよ。もちろん自宅で忙しくしている女性もいる

*2:そしてなんとなくだけど体力が必要な仕事って多いと思う