おい!オヤジ。観てきた

 先日中野の劇場MOMOでSETの「おい!オヤジ。」を観てきた。会社の上司に面白いよと薦められてチケット貰ったのでタダ!この会社は芝居と演奏会のチケットがふと手にはいるのでお得過ぎる。

 今回の芝居は、親父の葬式をきっかけに次々と隠し子を自称する人々が現れたり、あっちこっちからトラブルを連れ込んでハチャメチャな展開を織り成すシチュエーションコメディ。次から次へと問題が持ち込まれる、密度の高い脚本。気弱な隠し子1を演じる山崎大輔さんが、追い詰められていく芝居が妙にハマって面白い。丸山優子さんはパワーありすぎる。何か言うだけで面白い。ふたご姫のオーディションで、爆笑を得て満場一致となったパワーを観た気がする(wikipedia:丸山優子より)。最近はのらみみでアバンの変なキャラやってたしなぁ。確かにピリッしていて通る声なので、アニメ映えするけれど、確かな演技力がそれを支えているのだよね。

 そんな訳でSETの芝居はかなりアタリ。どの人を観ても上手い芝居だなぁと勉強になった。芝居のスピード感、ダイアローグの小気味良さや小道具の面白さが特に映えていたように思う。

 そんな訳で11日にまたSETの芝居を観に東京芸術劇場行ってきます。「07年度付属俳優養成所研究生卒業公演」との事らしい。さて新人がこのSETの遺伝子をどれほど継いでいるのか。