月に囚われた男

 SF映画を時々みたくなる。特に宇宙を舞台にした映画が良い。SFといえば宇宙。よくわからない未来的な装置、工業的なデザイン、人間のようなロボット、重力の違う空間、真空、宇宙から見える青い地球。理系脳を刺激するぜ!
 原題は「MOON」で、邦題が「月に囚われた男」。うーん、ネタバレ感があるな。冒頭からこの物語の主役であるサム(平田広明さん吹替)が、3年間の契約期間を満了して地球に戻る話をするのだが、「囚われるんだろ?帰れないんだよね?」と分かってしまう。分かったところで物語を楽しむことには大差ないかな?本当にこのお話が面白いのは、帰れなくなってから。設定の勝利。面白かった。