パリは燃えているか

 TSUTAYAプレミアムというサービスを試用中。月に1100円払うと、TSUTAYAの店舗で旧作が借り放題になる。一度に3枚までという限度があるものの、何度も借りて返せば1100円なんてあっという間に回収できてしまう!…けど、返しに行くのめんどくさいからそんなに高速周回はできなそー。返却期限が無いというのも罠で、だらだらと観るのを先送りしてしまう。解約してしまう可能性…。とりあえず1ヶ月の無料試用期間中なので、継続するかどうか今後決めねばならぬ。しかし1ヶ月に6枚も借りれば完全にペイするという計算なので、インプットが必要である自分にとってはちょうどいい気がする。

 動画配信サービスがすっかりメジャーなサービスになっているけれど、TSUTAYAにしかないような映画がすごくたくさんある。特に中途半端に古い映画とか、マイナーな映画とか。下手すると絶版になってて新品のソフトも買えない。TSUTAYAのようなBD/DVDをレンタルするサービスが消えることで、日本で観られなくなる映画があるに違いない。なのでDVDレンタルサービスってのは実は本当の映画好きには必要とされるサービスなのではなかろうか!最近のTSUTAYAはレンタルも返却もセルフサービスになってるので人も少なくて済むのかな。ランニングコスト低いのなら長く生き残って欲しいものだ。

パリは燃えているか [DVD]

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 というわけで古典を借りてくる。借りるときにNetflixアマゾンプライムで配信されてないか調べた。借りてきて配信あったりするとがっかりするから。そっちで観ればいいじゃん!って。いや、配信されてるから観るかと言えば観ないんですけどね。うん、借りてくるっていう積極的行動、重要かも。

 「パリは燃えているか」と言えば、どちらかというと加古隆映像の世紀のテーマ。有名。この映画は有名なんだろうか。タイトルはむしろ加古隆とかサクラ大戦で知って、映画の存在はあとからかも。


映像の世紀OPテーマ:パリは燃えているか

 本作は1944年、第二次世界大戦におけるパリの解放を扱った映画だ。パリは一度ドイツによって占領されており、それを取り返して今のパリ、フランスがある。これはフランスの愛国心とか、この国がどうあるべきかとか、そういう国としての原理原則を考えるときの参照点になる出来事だと思う。それがこの1世紀以内に起きた出来事。この映画は1966年に公開された映画。正直、お話自体はそんなにめちゃくちゃ面白いとは思わなかったけど、公開当時にどのようにフランス国民に受け入れられたのかは気になる。なんでどいつもこいつも英語で喋ってんのって事は気になったけど。フランス人は誇り高いからフランス語しか喋らないんじゃなかったっけ。なにか偏見の混じった嘘な気がするけど。それにしてもそれぞれの国の言語にはした方が良かったんじゃないですかね。フランス人はフランス語、ドイツ人はドイツ語喋った方がわかりやすいし。

 ところでこの作品で最も面白いなと思った登場人物はディートリヒ・フォン・コルティッツだ。コルティッツ将軍は冒頭ヒトラーからパリを任せられ、場合によってはパリを破壊するように命じられる。しかし彼はそのヒトラーの命令を最終的には拒んだのだ!どのような事を考えていたのだろうか。そこにフォーカスした物語は無いのか。…と、思ったらあった。あったのでTSUTAYAで借りれば良いんだな。

パリよ、永遠に [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • 発売日: 2015/09/02
  • メディア: Blu-ray