以前買ったGRIIIは予想通りほとんど使ってない。イベントがあれば持ち出して写真撮ったりするけども、これまで撮った写真の枚数を確認すると426枚。ファイル名がそうなってる。買うことに満足するタイプ。でも1日1枚でもいいからなんか日々の記録として撮ったらいいんじゃないかなと思い、最近持ち出すようにしている。というわけで先日の新宿御苑。近くに行く予定があったので散歩で寄る。新型コロナの件で閉園してる。出歩く人も少ないし、雨も降ってることもあって周囲にまったく人がいない。不思議な静寂さがある。ディストピア感。滅びに向かう退廃的雰囲気。ちょっと良い。でもちょっと間違えれば現実にもなりかねない、そんな現状。なるべく家でおとなしくしてよう。幸いにも家で出来る仕事はたくさんある。
いろんな事が平常時と同じようには動いてない。でもそういう異常事態を乗り切ろうと工夫する中に、発見があるのだと思う。これまでよりもむしろ生産的、能率的、効率的な仕組み。リモートワークの話とかそんなことの一端では。オフィスの必要性を改めて考えたり。無くせばいいという話ではなくて、どういう状況や人にとって必要なのか、必要で無いのかとか。その事に限らないけど、この異常を乗り切る知恵がこの先の進歩につながるものと思う。いろんな事が停滞している状況だったところに、嵐のような大災害。利用しない手はない。せめてそういうところをチャンスとして生かさねば。スクラップ・アンド・ビルドが進化の基本だと思ってる。
