クラシックを読む3 天才が最後に見た世界

 3巻全部読み終わり。ゆっくりと曲を聞きながら少しずつ読んでいた。改めてそれぞれの曲の聞き所や、作曲家が持ってるエピソードなど大変おもしろく読める本。内容そのものもそうなんだけど、曲について表現する言葉が面白いなって思った。作曲家目線で、音楽によって感情を表現するって難しい。例えば幸せや怒りって感情を音楽で表現するってのは、なにかルールや共通の方法があるわけじゃない。言葉のある歌ではなく器楽による表現。だから受け取る側は様々な言葉で表せる。その表現の仕方はセンスが必要だし、ボキャブラリーが必要よね。きっとまたおれに必要になる。

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